1993-05-19 第126回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
実はアメリカのMLS、マルチ・リスティング・システムにおきましてはおっしゃるようなことがもう完全にできている。我が国では、どうも取り引きが専属専任媒介契約にならない。一般契約だとか専任契約になってしまう。だから、本当にこれが何とか専属専任媒介契約に全部移行してくれれば、そしてアメリカのようにもう一〇〇%近くそういうふうなことになれば、おっしゃるようなことができると思います。
実はアメリカのMLS、マルチ・リスティング・システムにおきましてはおっしゃるようなことがもう完全にできている。我が国では、どうも取り引きが専属専任媒介契約にならない。一般契約だとか専任契約になってしまう。だから、本当にこれが何とか専属専任媒介契約に全部移行してくれれば、そしてアメリカのようにもう一〇〇%近くそういうふうなことになれば、おっしゃるようなことができると思います。
そのとき航空局長は、北九州圏域二百万人の利便性及び地域の活性化のために新北九州空港は必要であり、その立地については、周防灘海域がすぐれており、投資効率の面から考えても、既に造成、計画中の土砂処分場を活用するのが最も適当であり、新北九州空港の開港の見通しは、新門司沖土砂処分場の推移及びMLS開発の推移が順調にいけばという条件の中で、昭和七十年代の中ごろ、平成十年になると思いますが、そのころになるのではないかというふうな
○鍛冶分科員 このMLSの開発については、技術的にも大変だと思いますし、需給の関係からいっても世界的に特に多いのかなというようなこともございますが、そういう状況を乗り越えながら、今いろいろと開発に力を入れていただいているというお答えでございますけれども、ぜひこの開発については進めていただきまして、新北九州、ひいては九州浮揚のためにも役立たせたいというふうに私たち念願しておりますので、この開発について
我が国のMLSの開発状況につきましては、運輸省に電子航法研究所というところがございますが、そこで機器の開発評価研究を進めておりまして、昭和六十二年度から平成元年度まで熊本空港で試作装置による性能評価を行っておりました。それに引き続きまして、現在、当該試作装置を仙台空港に移設いたしまして、管理運用面での調査研究ということを平成二年度それから平成三年度、継続して行うということになっております。
その中で、今、私ども地元でもちょっと手がつけられなくて、この推移を見守って一番心配しておる点は、さっき申し上げましたMLSの問題でございます。この開発状況は現在一体どういうふうになっておるのか、どの程度進んでおるのか、この点について運輸省の方で御確認されていることがありましたら、ひとつ御説明をいただきたいと思います。
ただ、空域等の問題がございますので、これはMLSの開発状況等もございますし、処分場の進捗状況等を考えても、今先生御指摘の西暦二〇〇〇年ぐらいをめどに頑張って、何とか大型ジェット機が着くような空港をつくることによって、北九州周辺の利便と同時に、やはり経済性も高めるというようなことを考えた上で、十分今後もやらさせていただきたいと考えております。
○丹羽政府委員 MLSの開発状況の問題でございます。 私どもICAOと言っております国際民間航空機関の定めました進入着陸援助システムの一つでございますが、それの国際標準によりますと、一九九七年、平成九年十二月三十一日までは現在使っておりますILSという機器を主システムといたしまして、一九九八年、平成十年一月一日から以降はMLSの方を主システムとして実施していくということに定まっております。
さらにまた、もう一つ離着陸の問題で電波をうまく使えないかということで、MLSというのがございまして、電波を利用した離着陸の安全な方式ということでございますが、今までの方式もこうした電波利用をいたしておりますが、端的に言えば、これは進入路が一つしかないということでやっておったのに比べまして、今度の新しいMLS、マイクロ波着陸方式ということになりますと、空港周辺の状況に応じて自由なコースが設定できる、そして
現在は御案内のとおり一本の直線進入経路しか設定できないILSというのを使用しておるようでございますが、このILSに比べまして精度が高くて周辺の地形条件、あるいは航空機の性能に合致した複数の進入経路が設定できるMLSの開発が進められておるようでございます。
○林(淳)政府委員 これにつきましては、再々御議論いただいておりますMLSの、しかも曲線進入によるMLSの実用化ということ、それからもう一つは予定されております第二土砂処分場の、いわゆる人工島としてこれができ上がる時期というものを双方勘案いたしますと平成十年代に入るのではないか、平成十年以降になるであろうと思われます。
○林(淳)政府委員 ただいま先生御指摘のMLSの開発状況等でございますが、国際民間航空機関、いわゆるICAOでございますけれども、これが定めました進入着陸援助システム、これの国際標準によりますと、一九九七年、すなわち平成九年でございますが、この十二月三十一日まで、すなわち平成九年いっぱいまでは現在のILS、これをプライマリーシステムということにしております。
それから、ただいま御指摘のMLSでございますけれども、これにつきましては、現在計器着陸装置はいわゆるINSでございます。これにかわる新しい装置といたしましてMLSがあるわけでございますが、これは現在、まさに熊本空港におきまして私ども運輸省の電子航法研究所による運用評価を実施しておるわけでございます。
○林(淳)政府委員 先ほど申し上げましたように、MLSの実用化の見通しというものを一つきっちりつける必要があろうかと思います。そういうものを踏まえることと、踏まえた上での空域調整ということについて見通しを得る必要がある。地元の合意形成というような状況、こういうものを十分に勘案して計画を確定していくということになろうかと思うわけでございます。
○林(淳)政府委員 ほかの問題点というのは特にないと思うのですが、申し上げましたように、現在の直線進入方式、いわゆるILSという方式では空域が完全に重複いたしまして新北九州空港の運営は非常に難しいということでございますが、今申し上げましたようにMLSを採用することによって解決は可能であるというふうに考えております。
しかし、新空港が供用される時期、これはいろいろな諸般の状況から若干先になると思いますが、その時期におきましては現在のILS、これは直線進入方式でございますが、これにかわりましてより自由な進入経路というものが設定できますMLSというものが導入されるであろうというふうに考えております。
これは一つの管制技術の改良ともなるわけですが、そういった見地から調整をやっていくということでございますし、その一環として広域進入管制という手法もあろうかと思いますし、また技術革新としてのMLSというものによる管制、出発、進入というものが出てくるわけでございますので、そういったことも含めまして、何とかこの混雑した関東空域というものをひとつ合理的な管制に移していきたい。
しかし、MLSですか、これがアメリカでは相当進んで、話によれば二百五十とか三百五十もう既に業者に発注した、こういうような話もあるわけでございます。
今お話しのようにMLSというものを現在開発中で、国際民間航空機関でも、そういうものを研究してこれをこれから国際的に普及させようという動きも出ているわけでございます。ただ、実際にMLSを我が国に導入してそれを現実のものにするというのには、まだ若干の時間がかかるという状況でございます。
てまいりますし、また滑走路が北側に移っていくということは、江東地区、葛飾、こういう方面にとらなければならないであろう飛行コースとの関連性をどういうふうに押さえるかという点についてのもっと詰めた議論が必要にもなってきましょうし、また現在ではILSを使って出発、進入をさせておりますものを、これをつくりましたからには、やはり昭和七十年代あるいはそれ以後も使いこなしていくということになりますと、超短波のILS、MLS